数日後「経営倫理講演会」の招待状が届いたことから勇気を奮って参加させていただきました。そこでは、新諏訪いすず自動車竃沢幸彦社長様の体験報告に甚だしく感動し、(社)倫理研究所木村重雄先生の講演「愛和こそ会社繁栄の原動力」では、貴方が純粋倫理に基ずく考え方生き方に変われば、家族はもとより社員を含む多くの人々を幸せに導くことが出来ると自信に満ちたお話に驚きを隠せない感動を受けました。
そして、即5月14日に入会させていただきました。この一連の流れは、今でも鮮明に脳裏に蘇ります。 しかし、入会はしたがしっくりせず、翌年1月厳冬の冨士倫理研修所に本物かどうか試して見なければならないと単身「経営者セミナーハードコース」を受講しました。
正に「本物だ」と確信するに時間は掛かりませんでした。
自分のおごった考えを深く反省し、私が求めていたものはこれだと気付き、社員全員の受講の決意を発表し帰路につきました。早速、派遣計画をたて梅津昭博課長を皮切りに3年間に渡り受講し学ばせていただきました。お蔭様で、経営の基は人であり、人は皆幸せに生きる権利を等しく有し、その実現のために会社が存在することを知りました。そこで、好き家庭人、善き経営者、良き社会人を目指して実践を積む固い決意をしました。 |
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| 倫理以前の私 |
商家の跡継ぎとして生まれ凡々育ちという世間にありがちな内弁慶外味噌といわれる小心者でありました。大卒後郡山市の食品問屋で厳しく辛い4年間の修行をしたものの、根本の精神は変わりませんでした。帰形後は、周囲の叔父始め大番頭等に囲まれての13年間は勝手気ままな振る舞いが許されていました。
そして、平成3年社長に就任するのですが、父会長の前では社員の信頼は薄く苦難の連続でありました。役員や社員の生活さらには将来を保障できるのか、また両親、妻子等との良好な家族関係作りにも悩んでおりました。 |
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| 倫理法人会入会後の私 |
実践には限度がないことを知りました。実践をし続けると当たり前になる。更に次の実践をし続けるとまた当たり前になってしまう。このようにして限られた1日の時間内でどれほどの実践が出来るようになるものか常に挑戦の連続でした。このような中、これ程のことは、他人、特に同業者には教えたくない良い会だと思っておりました。それが、ある時料簡の狭い考えであることに気付き反省とともになかまづくりに励む決心をしました。
倫理を学ぶだけで会社が繁栄することは断言できませんが、本気で実践を続けるならば確実に会社は変わることを体験的に知ったからです。最大の実践は「良いことは人にすすめる」でありました。
私にとって、実にタイムリーな倫理との出逢いでありました。今思うに、本当に本間利雄先生に端を発した山形県倫理法人会での学びと実践とが今を創ってくれているものと深く感謝しております。 |
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